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ショートストーリーおよびLink of Life、ゲーム中では「航宙機母艦」などといった概観的な名称で
しか呼ばれないが、本来は装備・搭載機器・運用艦載機によっていくつかの級(クラス)に分類される。
実際に戦場に出る量産艦を「標準艦」といい、
イーグレット級・シュライク級・サンドパイパー級・マーリン級・ケストレル級・アルバトロス級の6級がある。
これらの級は大きく分けて運用艦載機の差異がある。
イーグレット級・シュライク級・サンドパイパー級は、ニューコム製ジオキャリバー2運用艦であり、
マーリン級・ケストレル級・アルバトロス級は、ゼネラルリソース製ジオキャリバー2運用艦である。
両者の外観的差異は認識しづらいが、実は両舷デッキブロックが丸々異なる。
その他、開発用のいわゆる「特殊艦」がある。それがキングフィッシャー級・グース級である。
キングフィッシャー級は、航宙機母艦設計用の実験艦であり、キングフィッシャー1から6まで6艦のみ。
実験艦のため、内外ともに大半がワンオフのパーツで作られており、非常に高コストかつ6艦全てで形状が異なる。
一方のグース級は航宙機開発用の実験艦である。この級のみニューコム・ゼネラルリソース両社のジオキャリバー2、
そしてショートストーリーでのみ登場するドラグーンGDS(G5DSβ)が運用できる艦となっている。
航宙機母艦の級名(クラス・ネーム)には鳥名が用いられる。
U.G.S.F.では、司令部着任艦長着任時に際し艦名命名権を行使できるため、
キングフィッシャー級を除きネームシップは存在しない。
なお、ショートストーリーで出た「マザーグース」はグース級、
"Link of Life"に出た「リゲル」はマーリン級、「アルタイル」はケストレル級である。
アルタイル概要
上述のとおり、アルタイルはU.G.S.F.における第一世代型のケストレル級航宙機母艦である。
U.G.S.F.では艦隊戦の中核をなす主力艦に分類され、戦艦と同様に旗艦機能(司令部ユニットの装着が可能)を持つ。
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"Link of Life"では、リゲルの地球駐留艦隊司令部ユニットを装着する予定だったが、
地球圏で地球駐留艦隊司令部が全滅したため、
マイヤー大佐とアルタイルの組み合わせで
暫定司令部旗艦として機能させている。
このため、中央司令部からの強制発令権が実行できず、事実上の単独実行作戦となっている。
艦長着任もしくは司令部任命の際に艦名の変更もしくは艦体色の変更を行う権限が1回限りで与えられるが、
マイヤー自身はあまり興味がなかったらしく、地球駐留艦隊と同様、艦隊全艦に恒星名をつけている
(艦長からの命名権行使の上申を認めなかった。分艦隊全艦ともマイヤーが命名している。)
かつ艦体色もU.G.S.F.標準色のまま特に変更を行っていない。
諸元
| 艦名 | アルタイル(アレクセイ・マイヤー大佐命名) 艦名ヒストリ:タルタロス→オーシア→シンクレア→マザーガイア→アルタイル |
| カテゴリ | 航宙機母艦 |
| クラス | ケストレル級 |
| 艦籍 | U.G.S.F.-DSS-CVA-B0327 |
| 艦番 | 327 |
| 艦体色 | U.G.S.F.標準色 |
| 全長 | 1460m(静止時) |
| 全幅 | 766m(静止時) |
| 全高 | 574m(静止時) |
| 総員 | 257名(地球奪還作戦時) 通常332名(艦隊旗艦時) |
| 航宙性能 | ※速力は状況に応じて大きく変わるため、24時間移動距離で算出する。 |
| 反応炉 | 次元断崖光化反応炉(D-hole Reactor) |
| 稼動限界 | オーバードライブ:3時間 戦闘稼動:約3800日 航行稼動:約20000日 ※全て艦内時間理論値 |
| 推進器 | 主機 DFD(ディアスタシオン・フィールド・ドライブ) 副機 PD(フォトン・ドライブ) |
| 跳躍器 | リアクター・オーバードライバーを使用。オーバードライバー数は主副あわせて32基。 |
| シールド | ENDシールドジェネレーター 主機 5基(艦外展開用)/シールド厚 60レイヤー 副機 11基(装甲内およびバイタルパート用)/シールド厚 36レイヤー |
| 艦載機 | S-116B(PF-GR) ジオキャリバー2パスファインダー型 搭載6機(補用1機) S-114C(AT-GR) ジオキャリバー2アタッカー型 搭載36機(補用6機) S-114D(SC-GR) ジオキャリバー2スキャナー型 搭載2機(補用なし) |
| 射出器 | EMカタパルト 片舷3基づつ両舷6基(アタッカー用) QDBカタパルト 中央1基(PF用)※長駆作戦時のみ使用 |
| 搭載機材 |
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| 簡易三面図 | ![]() |
基幹メンバー、乗組員の構成
艦は大半が自動化されており、1400mもある大型艦にしては乗組員は少ない。
司令部 … 3名
旗艦機能を持つ主力艦に装備される司令部ユニットに搭乗し、三者合議体(トリプルコマンダー制)により
中央司令部の立案したオペレーションや戦略目標に応じたタスクの立案、艦隊指揮を担当する機関。
中央司令部とはTask and Operation Procedure Integrated Control System(T.O.P.I.C.S.)を介してリンクしている。
タスク実行中の全権でもあるため、重要案件や、艦長、基幹メンバーからの上申はトリプルコマンダーのうち、
2名以上の許可が必要となる。
情報伝達および処理には航宙機パイロットと同様、コフィンシステムを使用する。
額にP.L.U.G.(Pilot to machine x-Link Universal Gear)、胸には双翼金冠章を付けているのが特徴である。
判断に私情をはさまないために、着任した瞬間から司令部ユニットに入り、原則としてタスク終了まで乗組員との接触はない。
"Link of Life"では司令部、マイヤー、ベイツらも含め「中央出身」と呼ばれさげすまれているが、
血統や学歴でなるものではなく、最低3年の軍務経験、かつ軍務期間中にレベルA以上の軍功を持ち、
上官からの推薦、さらに母星ガイアの中央士官学校「アカデミア」卒といった多くの条件をクリアしないと
司令部勤務になることはできない。
なお、劇中ベイツが胸につけているのが双翼金冠章である。今回の地球奪還作戦に先立ち、
ベイツは別方面で司令部の1人としてタスクを実行中だったが、急遽解任されマイヤーの分艦隊に合流、
シリウス艦長として編入された。そのため双翼金冠章は中央司令部に返納されることなくそのまま付けている。
マイヤーに劣等感を抱く彼にとって双翼金冠章が唯一誇れるプライドでもあったと思われる。
艦長 … 1名
担当している艦全体の指揮をとる。基幹メンバーとはことなり、固定的なメンバーではない。
特定の艦に長期在任がないわけでもないが、たいていはタスクのたびに任命される。
たとえば新兵器開発タスク時には、技術系士官が艦長に就いたりもする。
司令部の絶大な権限に対し、艦長の裁量権が少ないように見えるが、司令部は作戦のアウトラインを
ノルマ的に指示することが多く、その場合の実行手段立案は艦長にゆだねられるので、
艦長はすなわち司令部参謀ともいえなくもない。そのため艦長の優劣がタスクの成否を決めることが多い。
マイヤーとベイツは、当初はそれぞれアルタイル、シリウスの艦長として任命されていた。
後にマイヤーは艦長でありながら司令部を兼任するが、これは司令部の喪失、リゲル艦長の戦死にともない、
残る最上位最先任かつ司令部資格を持つマイヤーをシングルコマンダーとしたためでさる。
なおマイヤー自身は司令部として機能したのはこれが初となる。
今回の事例は、U.G.S.F.軍規にある司令部継承規約「司令部喪失の場合、平時なれば中央司令部からの派遣を待ち、
戦時なれば最上位最先任且つ司令部資格保有者1名乃至3名が就き、
新司令部の派遣まで戦力を保持すべし」を援用したものである。
地球奪還作戦を単独で行っているのは、マイヤーがこの軍規の類推解釈(「戦力を保持しろ」であって
「待機しろ」「攻撃するな」とはいっていない)した結果を基としている。
基幹メンバー … 5名ないしは6名
副長待遇の責任者。艦を動かすのに最低限必要なメンバーでもある。
艦は量産品だが、大きいため艦ごとのクセも強く、それらを吸収するためクセを知り尽くしたメンバーを半固定的に就けている。
基幹メンバーは、戦闘長・衛生長・機関長・推進長・情報長の5人で、さらに航宙機母艦の場合は、
これに編隊長を含み6人となる。情報長、編隊長は海棲哺乳類が行うことが多い。
アルタイルの場合は、もともと赴任中で移動が行える程度の人員しかいなかったため、
人員不足は深刻で、戦闘長・衛生長・編隊長はイリーナ1人で兼任している。(科長に権限を多少分散させている)
これはかなりの規格外で、司令部兼艦長のマイヤーも戦闘長の一部を兼任せざるをえない事態となっている。
科長 … 8名ないしは9名
基幹メンバーの下にそれぞれ、戦闘科、参謀科、航法科、主計科、整備科、機関科、推進科、情報科、がおかれる。
さらに航宙機母艦の場合には航宙機科がある。
おのおの戦闘長→戦闘科、衛生長→参謀科・航法科・主計科、機関長→整備科・機関科、推進長→推進科、情報長→情報科、
編隊長→航宙機科となっている。
これらには科長がおかれ、その下に科員が配属されるシステムとなっている。
科長は現場責任者であり、担当セクションに配備される。艦橋に常駐する基幹メンバーとはこの点で異なる。
リゲルではスコットが航宙機科長であり、スコットの戦死後、ユウがアルタイルでの航宙機科長となっている。
また、カート・シールズは整備科長である。
科長以下の乗組員 … 100名から300名程度
乗組員の大半がこれに当たる。なお科の下に班があり、保有スキルに応じて科員、班員に配属される。
外宇宙航行艦の乗組員は主技能の他に、最低2つの副技能を持つことが義務とされ、損失に応じて入れ替えができるようになっている。
劇中では気弱なリベロも、着任時点で主技能が航宙機科(パイロット)、副技能に主計科(烹炊)、戦闘科(砲術)の
スキルを持っている。
戦死したスコットにいたっては主技能の航宙機科(パイロット)以外に、副技能として規定点ぎりぎりながら9科の全スキルを持っていた。
イリーナも主技能の参謀科と、副技能は主計科(医療・烹炊)除く全スキル満点という才媛である。
一方でスコット、イリーナと同期のユウは、主技能に航宙機科(パイロット)、副技能に戦闘科(ヴィークル)、航法科(操艦)の
スキルしか持っていない。
なお、マイヤーとベイツはアカデミア卒のため、司令部勤務に必要な基本4科(戦闘科、参謀科、航法科、情報科)のみ修めている。
履修スキルは両者で異なるが、当然全て満点である。
なお、例外的な乗組員として、司令部直属(司令部がない場合は衛生長直属)の公安室と、艦長直属の特務室(非常設)がある。
軍属民間人 … 標準艦で10名程度
特殊艦の場合100名を超えるときもある。たいていがゼネラルリソース、もしくはニューコムからの出向社員で、
通常タスクでは技術系サポートエンジニアとして、新兵器開発タスクもしくは評価試験タスクでは開発員として搭乗する。
特に新兵器開発タスク時は軍属民間人扱いではなく特務室が設置され、その中に組み込まれることが多い。
出向社員は条件付で家族の同乗が許される。これは外宇宙艦隊勤務は地上勤務とは異なる時間を生きるための温情措置である。
また、U.G.S.F.では、艦内での恋愛および結婚は自由(もともとそれが考慮された配置となっている)のため、
出産等によって乗組員が増加した場合、一時的に軍属となる。
艦載機
第一世代型の航宙機母艦の艦載機はPF型1機、AT型6機の計7機で編成される。
この編成でかつ編隊長とパイロット能力が基本値に準じた場合、AT型1機で護衛艦を上回る攻撃力を有する。
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この7機が1小隊となる。第一世代型の航宙機母艦には7小隊分の人員が配備される。
3小隊を1グループとし、これが出撃1回分となる。これを2交代制で行う。
残る1小隊は完全に予備パイロットで、小隊に損失が出た場合に補充で入る。
2グループ6小隊(42機)が出るといわゆる全力出撃となるが、継戦能力が著しく落ちるため、
長駆攻撃戦モード以外で使われることはない。
リゲルは僻地の太陽系駐留艦隊、アルタイルは赴任移動中とそれぞれの事情で、
ジオキャリバー2の搭載量が少なく、この半分しか配備されていない。
艦載機を用いた戦術はおおむね以下の3モードに分かれる。
1つが、アウトレンジ・アタック・リポートの真髄である長駆攻撃戦モードである。
これはPF型に牽引されたAT型6機を用い、ほぼ1AU(10000CL)もの長距離を
移動し奇襲を行うものであり、AT型にシースA、シースC、シースDを搭載して行われる。
有効打撃を与えるためには全力出撃が必要で、PF型パイロットの能力が成功の如何を決めることが多い。
アルタイルは全力出撃ができるだけの機材がないため、"Link of Life"中では行っていない。
2つ目は、近距離攻撃戦モードである。
PF型で牽引を行うが、AT型も自発機動で出動することも多い。この場合のPF型の役割は、
突撃ブースター、立体機動予測データの解析ターミナル機、ダメージ機の回収である。
AT型は、U.G.S.F.の過去の航宙機と同様、瞬発的な攻撃力を有する一方、継戦能力が低いため、
回収機となるPF型の存在は欠かせない。
"Link of Life"で行っている航宙機戦闘はほとんどがこれである。
3つめが防衛戦モードである。
PF型を攻撃予測機、シースBを搭載したAT型を機動砲台、シースEを搭載したAT型を機動シールド
として使用し、航宙機母艦の周囲を遊弋しつつ艦隊防衛および近接砲戦を行う。
この場合、エネルギーはスターライン技術を用いたリンケージによって供給されるため、
通常のPF型、AT型の性能を凌駕する性能を発揮する。
アルタイルにはシースB、Eともに規定数搭載されていないこともあり、防衛戦モード実行ができない状態にある。
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